L'ASTRE ARTISAN BORDEAUX &
ESTATE COLLECTION
アストルが厳選するボルドー各地の珠玉の生産者たち
ラテイロン家はシャンパーニュの血を受け継ぐスパークリング・ワインのプロフェッショナルの家系で、
現在はリオネル・ラテイロン氏と姉のコリーヌ女史とでトップクラスのクレマン・ド・ボルドーを造り出しています。
また、有機農法の認証を受けている自社畑から造る赤ワイン「シャトー・トゥール・カロン」も秀逸です。
スパークリングとスティルワイン
ラテイロン家はサンテミリオンの北、バルバンヌ川を越えたモンターニュ・サンテミリオン地区にあるブドウ栽培者でありワイン生産者で、
スパークリングワイン『ラテイロン』とスティルワイン『シャトー・トゥール・カロン』の設備を持っています。
ラテイロンの畑周辺は、かつてはサンテミリオンの丘と連続した標高約100Mの土地で、現在ではバルバンヌ川が大地を削り起伏を形成していますが、
土壌の質も近く、サンテミリオンの丘周辺と同様にブドウ栽培に適した土地であることは間違いありません。
自社畑の地下には、かつての石灰岩の巨大な切り出し場跡地が広がっていて、現在は地下セラーとして使用しています。
畑の作業小屋と醸造所を地下を通って行き来できるユニークな造りにもなっています。
クレマン・ド・ボルドーの牽引者
ラテイロン家は、元々、4世代続くシャンパーニュ出身の家系です。
1920年代からボルドーの地に移り、スパークリングワインを造り始めた最古参の一つで、ブドウ栽培から徹底管理しているクレマンの生産者です。
ボルドー市の公式行事に使用されるなど、この地域を代表する格式高いスパークリングメーカーで、
また、その高い技術の信頼感からサンテミリオンやポムロールなどの著名な生産者がリリースしているスパークリングワインの委託醸造もしています。
メルローの最適地で シャトー・トゥール・カロン
スパークリングメゾン色の強いラテイロン家ですがモンターニュ・サンテミリオンACとしてスティルワインも造っています。
館の周囲に広がる12Haのエコセール認定を受けている自社畑からシャトー・トゥール・カロンを造っています。
2009年まで現オーナーの父と3人の叔父たちが共同で所有していたシャトーですが、
彼らが引退を決意したのをきっかけにその年の10月に2歳年上の姉コリーヌと弟のリオネルが引き継ぎました。
オーナーで栽培のプロであるリオネル・ラテイロンさんと
醸造のプロフェッショナル姉コリーヌさん
2人のスペシャリスト 栽培の弟と醸造の姉
シャトー・トゥール・カロンで主に栽培を担当しているのがリオネルさんです。
彼はオーナーでありマーケティングを担当していますが、自ら畑仕事も行い栽培を専門としてきた真のヴィニュロンです。
先代の頃から自然な農法を心がけていましたが、リオネルさんの代になるといち早くビオロジックを取り入れ、シャトー・トゥール・カロンの自社畑もすでにエコセールを取得しています。
メルロー種に適した石灰粘土質のミネラル豊富な畑が館の周辺に広がり、シャトー・トゥール・カロン向けに約12Ha栽培されています。
平均樹齢40年以上のがっしりとした古樹、植樹率は5,500本/Haとなっています。
栽培責任者にはムエックス家の源流であるサンテミリオンのシャトー・フォンロック(2002年からビオロジックを実践)で活躍しているフレデリック・ベルキオール氏が勤めています。
郷土愛の強いリオネルさんはボルドー・スパークリング界の発展にも積極的な人物です。
1990年のアペラシオン・クレマン・ド・ボルドーの設立にも尽力し、AOCクレマン・ド・ボルドー生産者組合の会長を務める重鎮でもあり、最近ではリブルヌにあるINAOの役員にも選出されています。
スパークリングのラテイロン、赤ワインのシャトー・トゥール・カロンともに醸造は、
25年のエノロゴ歴を誇るリオネルの姉であるコリーヌ・ラテイロン・デスパーニュさんが担当しています。
彼女は現在は同じモンターニュの名家デスパーニュ・ラパン家のシャトー・メゾン・ブランシュに嫁ぎましたが、
引き続き実家であるラテイロン家の醸造を担当しています。
なお、メゾン・ブランシュでは彼女のご主人もエノロゴであるため醸造の仕事を前面に立って行うことはないそうです。
クラシカルなボルドーの伝統製法を尊重し、ブドウを良く観察し、モンターニュの個性であるミネラル感を活かした醸造を心がけています。
リオネルさんとコリーヌさんは姉弟二人で力を合わせ、ボルドートップクラスのクレマンとモンターニュトップクラスの赤ワインを造り上げ、ラテイロンの名を後世に伝えていきます。